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美しい国の運転マナーを考える

先日、車を運転していた時の出来事である。

夜間、赤信号で停車した際、後を走る車のヘッド

ライトが上向きになっていた。ルームミラー越しに

見ると、まるで火の玉が迫ってくるようにも見え

脅威である。

よくある消し忘れにしろ、また意図的な理由がある

にしろ不愉快、至極である。その時の私は無意識の

うちにスモールライトに変換していた。上向きライトで

停車した後の車を憂いつつ、前方の車に対する配慮

のつもりであった。しかしかっては習慣化していたこの

行為をいつしかしなくなっていた自分に気づき、たまらず

不安に陥ると,辺りの車を見回した。すると・・・

全ての車がライトを煌々と灯しているではないか!

思えば私の免許取得時は、停車時に照明を

小さくすることは常識であった。

(法令ではなかったと思うが・・・)

最近の車の照明は、自動調整機能を持つ車も増え

ているようだ。しかし全ての車にその機能があるとも

思い難い・・・

その後少し気にして観察したが過去の私の常識

に忠実な車との遭遇は不思議になかった。

また、少し前までは、車線変更時に必ず後方の車に

対して片手を大きく上げ挨拶をしていた。

それで見ず知らずの人の瞬時の思いやりに、

ささやかなる感謝の意を表したものだ。敬意も含めて。

しかし最近は本人の思惑違いで車線変更した後

ですら、その行為に及ぶ人は少ない。

今やハザードボタンの操作一つで全てのことを

雲散霧消とする風潮にある。

このボタンは本来、非常駐車時に使用するもの

と記憶する。今後は簡易自動謝罪ボタンとでも

名づけるべきではないか!!

ハザードランプの点滅で後方ドライバーに対する

感謝の気持ちが全て伝わると思えるのか!

例えばメールの絵文字でゴメンネと言われて

いる気がするのはこの私だけであろうか

かつては狭い道路で道を譲られる時だけでなく、

少しでも対向車に配慮が見られれば、必ずその

ドライバーに向け片手を上げて挨拶していたが

現在はどうか?

挨拶する顔にはお互いのさわやかな笑顔が

常にあったではないか・・・

相手を尊重しつつも最大限の関心を払い、相手のより

よき行為を模倣し、それを自分のものとし取り入れる

ことがごく自然なことであった。

今、相手が予測しない挨拶を不意にすると、

オレオレ詐欺間違われるのであろうか!

そんなことを考え運転していると、前方のテレビを

搭載した車より、見覚えのあるフィルムスターの顔

が覗けた。

なるほど、車の利便性が、向上すればするほど

人間同士のコミュニケーションが必要なくなるの

であろう。

また、急速に普及するナビゲーションのおかげで、

ドライバー同士が窓を開けて、道を尋ねるかつての

光景を目にすることも滅法少なくなった。

なぜなら、単調かつ美しい声?の女性がいつも

耳元で右に左にと、こちらが必要としなくても

ご丁寧に指図をしてくれるではないか!

今、この美しい国の道路は、先端技術の粋をゆく

世界最新鋭の自動車と、相手にとても無関心な

運転手であふれている。 

いけない!こんな考えに耽りながら、すれ違う

ドライバーを観察していると、前の車とかなり

接近してしまっていた!     喝! 

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