5月10日雑記
「にごり無き、心の水に棲む月は
波に砕けて光となる。」
座禅会で和尚が披露してくれる唄である。
この詩が心に染みる。
灯りを消し薄暗い中、閑静なお寺で耳一杯に聴こえる音は和尚の唄ばかり也。
言葉の1つ1つの意味を味わいながら、アカペラの美声に聞き入る。
唄をもてなす寺は多くないのではないか・・・とは和尚の弁。
座禅に加えて唄まで聴ける自分は果報者。至福の時間に思わず合掌。
この心づくしのもてなしを聞く人は、私をいれて多い日で3人。
冬はだだっ広いお堂を暖めるため早くからストーブに火を入れ待ち構えてくれる。
参禅者が僅か1人や2人の時は、何故か気の毒で仕方なくなる。
また夏は扉を全部開放するので、我々が蚊に刺されぬように蚊取り線香の位置に腐心してくださる。
この座禅会が今日で700回を数えたと和尚が嬉しそうに教える。
700回といえば約15年間も続けてきたということらしい。
「去る者追わず、くる者拒まず」
これが和尚の座禅会に対する考え方である。
1つのことを愚直に繰り返す。その行為そのものが道に至るのであろうか・・・
プロ野球でカープが話題になると止まらない。また、ワンゲル部にいた学生時代の思い出話などは、まるで私達、俗人のそれと変わりない全くの現代っ子である。
スポーツマンでもあり笑顔が優しく親しみが持てる。また、余計なことだが一人身のため菩薩様のような方がいれば紹介してみたい。
「あらためまして700回、おめでとうございます。」と申し上げたい。
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コメント
まーさんは、座禅会に通っておられるのですね。
どおりで、何かしら気品が備わっているというか・・・
俗世から離れた感じがしたのは、そのためですね。
投稿: ega | 2009年5月14日 (木) 22時42分
えがさん
そ・そ・そんなたいそーなところではないっすよ~。勘弁して下さいな。子供のころから通信簿には「落ち着きがない」と誉められつづけましたよ。で、正座でもすれば少しはと始めたのです。そうです、、立派な俗人です。特技は煩悩を繰り返す!おや、少し座禅の影響がありますかね~。だけど、えがさんこそ立派なマラソン聖人&生き地蔵様です。
投稿: まー | 2009年5月15日 (金) 08時35分