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MIKANマラソン参戦記

10月18日の日曜日、広島市の対岸にある江田島で行なわれた第24回江田島MIKANマラソンに参加した。

この大会は陸連の公認大会、また中国地方としては参加者が多いことで知られる一方、全国より多くの医師ジョガーが集まりサポートすることから、ハンディーを持つランナーが力いっぱい走る姿も見られる。お互いに力づけることで否が応でも大会は盛り上がる!

この島は年間を通じ温暖、また降雨も少ないことより県内でも有数のミカン産地、大会名称に示すように、島に入ると早生みかんが山の傾斜をだいだい色に染めていた。

この大会は地元で開催されるため実に顔見知りが多い。通路を挟み撃ちになりながらも挨拶に応じる忙しさ?である。地元走ろう会の面々、同級生夫婦、過去の大会でご縁の会った人などなど・・・こうしたふれあいの喜びが続けて大会に出場する動機にもなる。

本日出走はハーフの部。9月の100キロマラソンから丁度3週間が経過、前走はといえば人生初のリタイヤを覚悟をしたほど厳しいレース内容であった。回復の兆しがここにきてようやく練習にも見え始めていた。この手の回復は時を待たない。ある時までは緩慢で、期が到来すると一気に回復を見せる。いわゆる超回復と呼ばれるものである。いや、そう有りたいもの!と淡い期待を持ちつつレースに臨む。

本日は力強いチームメイトが下関から乗り込んできていた。K氏である。

元格闘家だけあり、その身体能力には目を見張るものがある。持久力も抜群!チームでも伸び盛りの若手である。

彼は奥さんと市内に前泊、会場までご一緒した。途中いくつかの渋滞があり予定時間が迫るごとに度々焦る。何しろ彼の本日の目標は高い!そのため過酷な減量に加え、厳しい練習を繰り返していた。少しでも早く会場に到着してUPとストレッチをさせなければ・・・しかし慌てるほどではなく予定より約10分遅れで到着、何よりほっとした。(ごめんなさい、潜水艦を見れたからよかったでしょ!)

現地では地元のS氏が待ち構えていた。走友兼コーチ兼飲み友である。

彼も調子が良いらしく、間違えなく二人は上位に絡むと予想した。(二人とも入賞でした!)

アップが終わりスタート。ゲストランナーの高尾さん、実に清清しい!!思わず見とれていた。スタイル、服の着こなしは一流。運動神経のみなぎるマスク!?トークもアスリートらしくさわやかであった。

バーン!号砲とともにスタート。天気は快晴、温度は21℃程度。

前半から海より陸に向け吹き付ける強力な風に悩まされる。当日、台湾で小型の台風が吹き荒れていたそうだ。道理で!招かざる客人によりランナーは次第にいらだつことになる!

さて、この大会は三度目ということでコースこそ熟知していた。従って本日の目標は自己ベスト更新である。

このコースは折り返しコース。前半と後半の最初と最後に少しきつめの坂がある。

前半は押さえて後半の坂道以降、一気に加速してゴールする作戦を立てる。

しかし前半の強風はペース維持のための体力をかなり奪った。最大で6~8m程の風であったか・・・スタートより折り返しまで真っ向から当たる向かい風としてランナーに立ちはだかる。

「まともに風を受ければ最後まで持つまい」

そうした場合にランナーは自然発生的に集団を作る。

互いにペースが合えば、できるだけ集団の中で走ろうとする。まさにテレビで見るあのプロのマラソンレースさながらを市民ランナーも行う。

しかしその先等は風除けの役目であるためこたえる。それで集団での決め事があるかの如く暗黙のうちに入れ替わる。いやお人好しがやはり損をするか?

私は長身ゆえその役になれば一同が安堵する。

これまで意識こそしなかったが、私のペースで走ろうとピタリ、真後ろに着くランナーは案外多い気がする。(被害妄想?)

集落から海岸線に出たころ風は一層強くなる。その時、約8名の集団で構成されていた。

風が吹くほどに集団は小さくまとまった。

ペースをあげかけた自分がいよいよ集団の先頭になるときが来た。

その時はまだ余力があったのか、集団の慣例を破るべくスピードを上げてみた。

やがて一人旅が訪れた。

折り返しでチームメイトのK氏とS氏の勇姿。二人とも5位以内をキープしている。

「頑張れSちゃん、Kちゃん」

相手への声援は自分に向けてのエールでもある!しばらく足が軽くなるから不思議だ。

折り返し地点を過ぎたところでゆっくり走るゲストランナーの高尾さんとハイタッチ!

冷たい手であったがしっかりと元気を頂いた。感謝!

前半悩ました風は後半は追い風とはならず無風状態となる。いや、レースに欲は禁物だ。

いよいよ後半の山越えである。例年失速を繰り返す忌々しい場所でもあり、トラウマ化しないためにも良きイメージで通過したいところである。

だが・・・やはり捉まる。

昨年見覚えのある古びた立て看板は今年も顕在、まるで魔の標識だ!

足の上がりが悪い。元気の良い4人にたちまち抜かれてしまう。

「えー、みんなこれ程背後に迫っていたの?」

別に特定のランナーと競っている訳ではないが、抜かれるとペースダウンを認めざる終えずそれがさらなる失速を招く、いわゆる精神的ダメージ。

まるで反省のない私は今年も同じことをやってしまった。

しかし・・・最後の直線5キロでは5人ほど追い越して昨年より18秒早くゴール!

また追い込みの場面では前屈姿勢の新しいフォームでのスピードを試す事が出来た。

しかも今回は前半より後半の方が41秒早い!つまりはピッチ走法を自然に行なっていたことになる!しかも結果だけみるとビルトアップ!!

風による体力消耗を出来る限り抑えつつ、後半体力を回復させたところに少しだけこのレースの収穫を感じた。

その夜、入賞したK氏と奥さん、S氏と4人でお好み焼きによる打ち上げをしてレースを振り返る。至福の時間が瞬く間に過ぎる。次の日、頭が痛い!?

満足してもいけないし、また自分を責めるだけでは何も生まれない。

約1時間30分のためにこれまで行なった練習の蓄積とレースまでの調整方法が結果として出た事に過ぎないのだ。

だけど優秀な成績を残した友人のおかげでモチベーションはさらに上昇する!

次走は下関海峡マラソンである。

今シーズン初のフルマラソン。しっかり調整して万全な体制でレースに臨みたい。

マラソンシーズンに入り、競技依存症を益々自覚する日々が続く・・・

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