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サザンセト大島ロードレース参戦記 2/7/2010 

先週の日曜日は山口県東部、大島で開催されたサザン瀬戸ロードレースマラソンに参戦した。

今年初めて迎えるレース。また、この大会に出場することはおそらく8度目となる。

自分でも度々感じる。「よくも同じ大会に毎年出場して飽きないものかと・・・」

実はその感覚が心に訪れることは少なくない。最近、顕著に増えたマラソン大会。よりどりみどりとは言わぬが私の知る10年前の事情とは異なる。

専門誌を眺めると同日開催される大会の多さに目を奪われ、しばしば心迷うことも事実。

しかし、悩んだあげくこの度もまた同じ選択とする。

2月に出場する種目は例年ハーフマラソンと決めている。理由は次走のフルマラソンのための調整である。

具体的には3月のくすのきカントリーマラソンのため、40日前のコンディションを知ることが狙いである。勿論、このハーフマラソンで自己ベストを更新しなければ近未来のサブスリーなど到底不可能であろう。果敢に持ちタイムに挑戦するべく当日を迎える。

さて、大会であるがとにかく参加者が増えていた。前回比約1.4倍!驚異的な伸びである。

それもそのはず、ここまで8年間参加を続けて勝手を知ったはずの会場までの道のりが今回は様変わりしていたのだ。

会場の手前5キロで思いも寄らぬ停車の指示。駐車場に車を停め、シャトルバスへの乗り換え指示を受ける。やはり、マラソンブームはこんな田舎まで浸透してきている!今後は参加者の増加を前提に会場までのアクセスと所要時間を再度練り直す必要あり。

そんなことを考えながら着替えの後はウオーミングアップ。トラック400メートルを4周流す。

当日朝10時の気温は4℃~6℃。朝方氷点下まで下がったことで厳しい気象条件が予想されたが、ふたを開けるとかってないほど好条件が整っていた。

風がなく快晴、しかも湿度が低くカラっとしている。(自分は仕事がら湿度にはこだわりを持つ)

いかにも好タイムが期待できそうだが・・・

今年に入り練習不足で1月の走行距離も220キロ。いつもは自己暗示をかけながら自信を持ちレースに望むが、このたびはいささか弱気モードであった。

「今日は昨年のタイムをわずかでも更新しよう!」

いつもと違うスタート前の弱い気持ちが思いも寄らぬ展開に。

スタートでの位置取りに失敗。並んだ場所も先頭から20Mほど下がった位置であった。   

最初のトラックでは一向に前に進まずいらいらは極地に到達する。

右に左にかき分けるも一向に上がれずじまい。あまりのいらだたしさにトラックの内側を走ることも。完全な違反行為としりつつも・・・400Mのトラックはその数百倍の距離に感じた。

トラックを抜けると国道に出る。そこからようやく自分のペースで走ることになる。

さて、このコースは比較的平坦な道が続く。高低差は30M程度、とても走りやすい。しかし全行程で海岸線を走るため、風の影響をまともに受けやすい。なぎの記憶が過去にないほどである。しかしこの日、いつものランナー泣かせの風は吹くことはなかった。

最初のトラックでの遅れは約30秒、そのタイムを取り戻すまで5キロも費やした。しかし、体の負荷を感じることなく追い上げられた。

海岸線から見える海はなぎ、天候も良いため紫外線を浴びた淡い海の青が鮮やか反射して目に映る。この風景を見る時、例え心がどんより沈む時も一切の迷いが切れる。自分はこの周防大島の海が好きでたまらない。そんな想いが連続出場している理由の中にある。

今回は実に選手が多かった。遅れて上がったため相当のランナーを見かけた気がする。年齢、性別もまちまち。それぞれに自分で決めた目的を持ちゴールを目指す。

折り返しは44分。昨年より遅い。しかし前半の遅れからいえば上出来である。先に折り返すランナーと次々にすれ違う。彼らの共通しているとことが絞り込んだ体型に鋭い視線。

日頃の地道なトレーニングとタフな精神力を、体を通じて主張しているようだ。

少しでも休めばすぐ普通の体に戻る。そのことを知るアスリートは徹底した自己管理を自らの日々に課す。ストイックな生活と単調な練習の積み重ねで得るものは計り知れない。ランナーすべてに敬意の気持ちとともにエールを送る。

後半を迎える作戦は15キロまで我慢すること。

その15キロ手前で2つの山越えがある。その2つ目は後半ゆえに結構堪える。

そこで難なく昇りきれば一気にゴールまで駆け抜ける。

吸水所は例年より設置箇所が大幅に増えた。ここは公認大会、そこでこうした変更が許されるのか少し不思議に思える。ビギナーが増えたため大会関係者の配慮ともいえるか。

14キロ、最初の坂の手前で吸水をとる。

テレビでよく見る光景、坂道を上がる前に気合をいれる。あの感覚である!

水がのどを潤す。そこで湿り気がないことに初めて気がついた。

外気温が低いとはいえ、フルマラソンよりスピードを上げるハーフマラソンは心拍数と比例してのどが渇くものだ。

一つ目の坂道にさしかかる。

太ももの筋肉が劣る自分は昇りがいささか苦手である。これまでも幾度となく昇りで崩れてきた。そのたびに反省してトレーニング方法を変更してきたものだ。

この苦手意識であるが、要するに坂道が強いと感じるまで努力していないだけだ!また、レースでも昇りで逆に上がっていく積極性がないから、いつまでたっても強い人に追い抜かれる。それにつられるようにネガティブになる。

今回もそんな雰囲気の中、約10人の集団で坂に向う。

「おや、おかしいぞ、誰にも追い抜かれないぞ。たしかに後から靴音はする。また複数の調子で聴こえてくる。」

二つ目の坂に入る。ここでもまた同じポジションで通過した。

「よし、調子が良いぞ!」

15キロ過ぎて初めて自分の調子に手ごたえを感じるのだからいけない。

もっと早く気が着けばよかったのに・・・

その後も昨年と同様、ペースをグングン上げていく。体はついていく。

ゴール前のトラックもペースはまだ上向きであった。

後半の所要時間は約42分。まだまだ体力的に余裕のあるゴールであった気がした。 

昨年より30秒早いハーフの自己ベストタイム。

しかし、結果こそまとめたが反省すべきところが大いにあったこのレースを振り返る。

まずはレースに臨む望む気持ちが弱かったことを挙げたい。 

理由は1ヶ月前から納得がいく練習ができていなかったことにある。結果、これが絶妙の足休みとなった訳であるが、これもまた皮肉な話でもある。しかし弱い気持ちが災いしたことは決して看過できない。

当日最高のコンディションにありながら、はじめて状態に気が付いたのはレース終了直前というお粗末な話。

今回はレースの組み方から考え直すことも必要と感じた。

また、あまりにも結果を出したいがためレース依存症になってはいなかったかと反省する。目標とする大会とは口先だけ。とにかく目の前の大会でわずかにタイムがよければと目先の目標に捉われすぎていたのではないだろうか・・・

これならば大目標はますます遠のくに決まっている!

レースで鍛えるのは精神だけ、肉体はやはり練習で鍛える。そのステップを踏まずにレースにただ参戦していたことにも気が付く。

年齢に応じた回復時間も必要であろう。これらを再構築していく必要性を感じる。

また、今後はまずイメトレをしなければ参戦してはいけない。あのイチロー、松井のようにいつどんな条件でも最高の結果が残せるには、まずは頭でレースをイメージする。次に実現を強く願う。こうした作業がますます必要であろう。

結果の出たレースだからこそ、完全を目指すため見直すべきところが見える。

3月の参戦記は異なる反省を綴りたい!

 

友に伝えたいこと。

逆境に身を置き、肉体と精神を自己の限界まで追い込み頑張る友、少し疲れている様子だね。よし、ここはいっちょう休もうよ。

体と心のバランスを少し崩しているのかな。誰しも度々あることだね。でも完全に壊れているわけではないから、まずは安心!心だって風邪を引く時もある。

ネコなどの動物は、病に陥れば体の力を完全に抜き、まるで屍のように動かずじっとしているというよね。エネルギーを養うことで、自己治癒力を高いレベルまで機能させる回復方法を本能が教えるらしい。そういう我々も立派な動物だね。(失礼!)

頭で考える事と、体で考える事はどちらが先でどちらが後ということはないよ。同時に進行しているのが常。その証拠に悪い事を考えている時は、必ず動作も緩慢になる。走ろうったって走れない。また体に力がぜんぜん入らない。

だから、ここは休もうよ。

マラソンもエイドがなければ長い距離は走りきれないよね。勿論、休む事にも勇気がいるだろうね。普段から休んだりさぼったりすることのできないことは充分承知しているつもりだよ。

では、ここで休む事をトレーニングの手段として考えてみよう。今一番厳しいことが休むことであるなら、自らにそれを課そう。ここは是非、この手にのってもらいたい。

ちょっと思い出して欲しい。なんらかの理由で自分の意志でトレーニングを休んだ後、筋肉の回復と同時に心と体の成長を少し感じられたことを・・・

ここはとにかく休むことだよ。何も考えないで!また、体と心のどちらかを優先にすることだけは決してしないで。そしてまず自分の疲れた体に心を預ける。その後、すこしづつ動けるようになれば動けば良い。しばらくは全く動かなくてもいい。ここはまず回復を焦らないことだよ。

そして今日一日のことだけを考えるようにする。昨日のことはすでに解決がついていることとして。今日をなんとかのりきれば自然に明日がやってくるさ。いつもちがう風が吹いていることにも気が付くよ。

必ずできる。できるとも。元気な姿が想像できる。今、君からエネルギーを貰って、また君に甘え続けてきた、私を含めた数多くの友人も同じ気持ちでいるよ。

さあ、大きく深呼吸して横になろう。腹がへったら起きればいいさ。休むが勝ち!

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