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防府読売マラソン参戦記 2010年

空を見上げると雲ひとつない快晴。しかも冷え込みは左程でもない。

『今日は良い1日になる!』

そんな期待に胸を膨らませ第41回読売防府マラソンに向かう。

車を運転するS氏は波に乗る年男、マラソン記録も大会毎に自己ベストを塗り替えている。この大会も自身初の2時間40分切りを目指す。調整に怠りなく順調な仕上がり具合が顔色から読み取れる。今年の春、父親になったことも大いに励みとなっている様だ。

車中は勿論、マラソン談義に花が咲く。

人それぞれにおいて走る目的は異なる。

また、健康な状態を維持しなければ走れない。

つまり、健康であリたい欲求は走る目的になり得るであろう。

一体、生きる目的のない人間が走ったり運動したりできるであろうか?

健康に無関心な人、あるいは死を願う人が走ったりするであろうか?

走ることが人生にどのような影響を与えるか計り知れない。

それほど情熱を傾けてもやる価値があると信じたものだけが、健康と生きがいを同時に手にすることが出来る。健康に感謝!

珍しくこんなテーマについて語り合った。

さて、いつでも大会は心が躍るもの、ましてや今年最後の決戦である。

高揚する心を抑えることなく会場に到着した。

着替えを済ませるとスタジアムに入り、一足先に開催されていた中学生大会の様子を眺めた。

その間のS氏は、絶えず忙しそうに軽食をつまむ。

なんでも小刻みに高カロリーのものを食べるとエネルギー蓄積のため良いとのこと、私も彼のアドバイスを受けて前日仕込んだ軽食を無理矢理、また少量ずつ口の中に押し込み続けた。(仏様、お許しください!)

1時間前よりトラックでのアップ練習が解禁となり、ランナーが一斉になだれ込む。

派手目な色のウエアが目立つところに時代を感じたのは私だけだろうか?

今年はやけにオレンジ色が目立つ気がした。大所帯のチームがある福岡に近いため??

ここから10日間もブログを中断したため、今回の参戦記は禁断のショートカットとする。

やはり日記はレース直後、しかも時折、足裏やひざに激痛が襲う頃に書くべきである!

食べた物と同じで、感動とは時の経過とともに薄れ行くものだ。

ここで無理矢理にもまとめると、今回のレース結果にはとても満足している。

自己ベストに約3分届かなかったが、体感的にはそれをはるかに上回るものであった。

しかし、結果を冷静に分析すれば練習内容の見直しが急務である。

ルーチン以外にも更なる刺激を練習に取り入れなくてはなるまい。

さて、この度のレースでチームのエガさんと20キロも並走できた。

これが何よりも印象に残る出来事であった。

また、車中をともにしたSさん、キーちゃんは二人揃って2時間40分切りの偉業達成!実にお見事でした!!

結果が出た人、また残念ながら今回結果を出せなかった人もいるであろう。

いずれの選手の努力に対し、等しく敬意と賛辞を贈りたい。

私もトレーニングに励み、来年もしっかり競技を愉しみたいと考える。

さあ、一年間の足の疲れをとるため、しばらくは20キロのペース走で今年一年しめくくることとしよう!来年の冬、同じくあの防府の街で179分間のドラマを頭で描きつつ・・・

第59回佐北駅伝 参戦記

人生2度目となる駅伝競技、第59回佐北駅伝に参加した。

会場に至るまでの車窓からは、すでに刈り取りを終えた田んぼ一面に霜の降りる様子が伺えた。

このところ続く寒波により、市内より十数キロある里山の風景も一変していた。

山はすっかり葉を落とし、むき出しとなる木々や枝の濃い褐色ばかりが目立つ。

鮮やかに山々を赤く染めた葉の名残りが、茶に変色し山肌を埋める。

山はいつでも一足早く、季節を走る。

さて、会場に到着するまでの間、同乗したチームの監督と心ゆくくまで競技談義で盛り上がる。

走ることに関する以外、二人に共通した話題は少ない。しかし、一言一言に興味が尽きぬ。

人生の大先輩にもあたる無口な監督の、重みある言葉に関心しきりであった。

数年前よりドクターストップのかかった彼の膝は、一向によくならない。

諦めかけた競技人生とはいえ、枯れることのないランへの情熱。

かって、山口県の実業団チームの練習をこなした実力者でもある。

普通に市民マラソン大会に参加するだけでは、これほどのご縁と機会は滅多にあるまい。

時折見せる鋭い眼光に、数々の修羅場をくぐった男だけが持つ安定した威圧感を感じた。

さて、会場場所の市民会館に私を含む6人のメンバーとサポート4名が集合。

監督からの競技説明の後、1区から3区の選手はそれぞれのスタート位置まで行くために、待機するバスに乗り込んだ。

この市民会館前には、大型バスが10台以上並んでいた。

100チーム以上が参加するこの大会も、近年は参加者が増加傾向にあるらしい。

さて、10時30分がスタート。

私は昨年に引き続き6区、最終コースを走る。

6区選手およびサポーター一同が10時前に集まり、中継所にバスで向う。

そのメンバーには、県下で著名な高校陸上部もある。また全国レベルの高校は3チーム編成よりこの大会に挑む。

バスの中、私は珍しく寡黙に今日走るコースを眺めていた。

6区中継所には、今年も体育館があてがわれた。

早速、着替えを済ませると30分程度の軽めのアップ。

今日の走行は距離にして6キロ。同じ距離のアップは必要とのアドバイスによりキロ5分程度のスピードで約25分間、体を温める。

11時になると日差しとともに温度が急上昇、手袋の必要すらなくなった。

体育館に再び選手が集まり、出走前のコールが始まる。

自分の番号が呼ばれると、座ったままゼッケンを見せるだけの人がいれば、礼儀よく立ち上がり、前と後ろのゼッケンを交互にウエアをたくりあげる姿も見られた。後者は高校生、大学生に多い。

各々が思い思いにアップをしていると、先頭ランナーがそろそろ到着するとの情報が伝わる。緊張感が周囲に漂い始める。

選手一同が中継所地点に集まり始める。

いよいよ係員がコール。

『ゼッケン3番 ○○高校 準備してください』

やはり全国大会の出場実績を誇るS農業、今年も一番手であった。

先頭ランナーのスピードは、マラソンのそれではない。

1キロ3分以内でやってくる迫力といえば凄い!

その後は、高校生、大学生を中心に次々とたすきが渡る。

ランナーのコール、到着、次走ランナーのスタート・・・

その都度、周囲から歓声があがる。

私の出番は、なかなか訪れない。

しかし、待機する年長ランナーと話しているうち、ようやく会のメンバーの姿が見えた。

先頭ランナーが到着して約30分が経過していた。(全行程27.8Km)

それは、互いに待ち望んだ瞬間でもあった。

『○○さん、がんばれ!』

ついつい大きな掛け声を上げたくなる!

チームメイトは最後の力を振り絞り、坂道を駆け下りる。

彼は60歳を超えているが、東京マラソン3時間30分。年代別ランキングでも上位の実力者である。

『お疲れさんでした!それではゴールで!!』

たすきをもらい気持ちよく走り始めた。

最初から飛ばすと後が続かないのはマラソンと同じ!そう監督よりアドバイスがあったため、最初からキロ4分で入る事とした。

その後の6キロの区間、不思議な事に後ろから追いかけてくる選手はなく、またすぐ前を行く選手もない。

『そういえば、昨年より15分程度遅くたすきを受けたような・・・』

途中、車で追いかけてきた監督から声援を頂く。この駅伝は、唯一監督だけは車で追いかけることが許される。

沿道から住民の声援を受ける。

田園地帯なので数はそう多くはないが、それでも家族全員が家から出て心温まる声援を繰り広げる。

6キロのコースを完全なる一人旅で終え、仲間の待つゴールにたどり着く!

手元の時計では24分を越えていた。(結果を見ればとても誉められたものではない。)

『お疲れさん!!』

仲間一同が集まり、握手攻めに逢う。

この瞬間、これまでの疲れが一気に吹き飛ぶ。

しばらくして監督が、今日のレースについて語ってくれた。

『4区の選手にアクシデントがあり、たすきは残念ながら渡らなかった。だけど皆の健闘は称えたい!ナイスラン!!』

一人旅の理由がここでようやく判明することとなったが、いずれにせよチームのため必死にゴールに向かっていたことに間違えあるまい。

メンバーとサポーターを合わせ総勢11名で、美味しい食事を囲んだ後は現地にて解散。

清清しい天気のもと、2度目の駅伝競技を仲間と愉しんだ良き1日となった。

さて、来週は防府読売マラソン。

人事を尽くして天命を待つ!といきたい。

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