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サザン・セト大島ロードレース参戦記 2013年

トラックに入ると全力で疾走した。

ゴール後、少しよろめきながらも前に倒れないよう歩く。

「心臓の酷使も程々にするべきかなぁ・・」

よたよた歩いていると絶妙の場所に給水所があった。

大会関係者の心づくしの配慮である。

スポーツドリンクを数杯、湿り気すらない喉元深く流し込む。

「旨い!最高のご馳走だ。」

この時この場に、たとえ生ビールがジョッキに注がれていたとしても、

間違えなくこちらを選んだことであろう。


再びゴール近くに戻り、仲間を待ち構えた時である。

「おや、全然疲れていない。本当に21キロを一生懸命走ってきたのだろうか?


突然、不安な気持ちに見舞われる。

大袈裟かもしれないが、とても「走り切った!」とするあの感覚ではない。

仲間のゴールを見届けると、あわててランナーの帰還続くトラックを横切り、記録表を受け取る。

昨年より2秒遅れはしたものの、87分台で完走していた。

「良かった・・・」




その後、どうして疲れなかったか理由を考えていた。

スタミナ練習に比べると、スピードトレーニングの不足といったテクニカル的理由もあるだろう。

ただ、確実に言えるのは、年々心拍数を上昇させることが難しくなってきたことだ。




今回のレースを振り返ると、前半と後半のタイム差は約
30秒。

つまり、ほぼイーブンペースでまとめていた。

このレース内容とゴール後の調子から判断すると、明らかに加齢、いや長距離ランナー化?が進んでいるようだ。



心拍数を上げずにいち早く目的地に到達するには、こうしてベストのピッチを刻み続ける他ない。

しかし、体の方から老い支度を迫られるのは、やはり不愉快なものである。

では、早速今後の方針である。

「レース中に心臓の負荷を与えすぎないよう更なるスピード練習に挑むこととしたい!」つまり、心肺を鍛え抜くこととした。



それにしても暑かった。

周防大島東和町の正午における温度計は摂氏10℃を指していた。

レース後も体から水分の発散が続く。

ランシャツは、汗の結晶が点在していた。

着替えの荷物を置く競技場の屋外観客席に戻る。

フェンスの直ぐ後ろ、10メートル先には海が拡がる。

そのため、この辺りは磯の香りで充ちている。

見上げると晴れ渡る青空の下、風もなく穏やかな表情をした海と島々を眺める。

「なんと美しい・・・」

シャツを脱ぐ。

裸のままでも心地よい。

この日は2月とはいえ、泳ぎたくなるほどの陽気である。

気分上々の中、名物のジャコ(雑魚)天ぷらをかじりつつ、今度はスポーツドリンクではなく生ビールの誘惑に耐えながら会場を後にした。





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