病は気から燃え上がる??
実はこの2週間、病んでいた。
頚椎の神経を壊してしまった。原因は長時間連続して見るパソコンにあった。同じ姿勢で見続けると、首に負担がかかり、肩が凝る。その症状が悪化すると神経を蝕み、最後はあの恐るべし、ヘルニアに近い症状を引き起こしてしまったのである。
病名は頚椎変形症。
パソコンの普及により今や現代病になりつつあると聞く。
今思えば、私の首はもともと弱い!(経営者であることとの因果関係はないようだが?)
成長してからの私の身長は180cmを超える長身のため、立ち話をしていてもよく「姿勢が悪い!」と周囲から指摘され続けてきた。
下を向くのと、上を向くのではどちらがいけないの?と単純な疑問が心をよぎる。こちらは草木と同じく、重力に逆らいながらも何とか直立しているつもり!屋内では、私より背の低いドアと過去より度々衝突した恐怖がトラウマ化したことも、首を折る悪しき姿勢が身についた理由でもあろう。とかくこの世は住みにくい。(引用)
しかし、この約10年間続けたマラソンにより、体力は同世代に引けをとらぬものと自負する。そんな自信が音を立てて崩れたのがこの2週間の出来事であった。
痛い!!ほんとに、マジヤバイッスヨ!
座薬に次ぐ座薬、今度は頓服に安定剤とギャルソネも真っ青な薬のてんこ盛り!レントゲンの後は、お決まりのMRIによる放射能の洗礼!首の牽引やら低周波やら、盛りだくさんの日替わりメニューにも閉口しつつ、一向に改善しないこの症状!
先生!点数だけ稼ぎすぎてませんか! 頼むから効果がでてからのカウントにしてもらえませんか・・・ 痛けりゃぼやきたくもなりますよ!!
「このまま痛むようなら、あと5分して救急車を呼んでくれ!」
家族にそう訴えつつ「このまま痛みで気を失うのも楽になる方法ではないか!」など不謹慎なことを考える始末。
その間、考えたことは
「今、自分が病であることを考えないようにする!」
これは大きい!! 養生訓にも確か書いてあった!
とはいえ、痛みが我慢できる時ならまだ良いが、耐え難い激痛の時はどうするか?
とにもかくにも何かに没頭する。無理矢理にでも行動に移す!
痛みは、反射的なものを含め全ては自分の脳(意識)に宿る。痛み(症状)があれば自分は病気と診断し、病院に向かう。医者は豊富な経験と知識から、患者にふさわしい病名を授ける。その与えられた病名は、患者とその周囲の学習意欲を活性化させ、情報が情報を呼び込み、学習による症状をも意識のなかに植えつけてしまう。
やがて病名は、症状とともに潜在意識に刻まれ、存在感を増しながら患者独自の所有物と化す!?ゆえに病名が症状を悪化させないように、くれぐれも気をつけなければなるまい!
いずれにしても、自分は(大した)病気ではないとまずは考えるべきだ。そして病など考えて治るものでなく、むしろ考えれば考えるほど悪化するものであるとも・・・
何が幸いしたのであろうか、私の痛みが急速に意識の世界からなくなっていった。
今回の私の病は長期におよんだことより、影響は軽微とは言い難かった。しかしこの病のもたらした意義をまとめると、あの忌々しい痛みを伴った病も、少しはいとおしく思えるから不思議である。自分を成長させたところもあったことだろう!
「病も気から」
医学が発達した今、医学にそれほど頼れなかった先人の心の教えに素直に脱帽する!! 首の角度を気にしつつ!?
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